2018年4月15日日曜日

2018年04月15日 第3主日礼拝 復活 ーなかったらどうなるのか?

招詞
主よ。私のくちびるを開いてください。そうすれば、私の口は、あなたの誉れを告げるでしょう。
                                    詩篇51篇15節

聖書箇所
コリント人への手紙15章12~22節

説教
復活 ーなかったらどうなるのか? 菅孝雄兄

言(こと)ローグ/232 サプリメント思考と詩篇 

 詩篇を深読みし、瞑想しようとするとき、サプリメント思考ではやがて神との関係において壁に突き当たると思います。つまり、自分の好きなところを、今の自分に必要と思う栄養だけを補充しようと考えているならば、神さまとの健全な関係を築き上げていくことはできません。
 できるだけ、詩篇の作者(記者)が言わんとするところに耳を傾け、ある部分だけでなく、いつもその詩篇全体を読むという視点をもって考える訓練が必要です。詩篇は、一見モノローグ(独白)のように見えますが、ほとんどの詩篇は神さまとのディアローグ(会話)として読むことが出来ます。神さまが、どう答えられるか、それを作者はどう受け止めたかを読むことができます。
 この訓練は時間がかかりますが、やがて、ディアローグ(会話)からひとつひとつの詩篇のもっているダイナミックなメッセージが聞こえてくると信じます。その境地を会得するまでちょっと頑張ってみませんか?                 (銘形「詩篇瞑想の手引き」より引用)