2019年8月11日日曜日

2019年08月11日 第2主日礼拝 雄ヒツジと雄ヤギの幻

招詞
全地よ。主の御前に、おののけ。国々の中で言え、「主は王である」と。 詩篇96篇9~10節

聖書箇所
ダニエル書8章1~27節

説教
雄ヒツジと雄ヤギの幻  田口勇新牧師
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言(こと)ローグ/300 天のみ国(バシレーヤ・トーン・ウラノーン)

すべての人は、罪を犯したので、神からの栄誉を受けることができず、ただ、神の恵みにより、キリスト・イエスによる贖いのゆえに、価なしに義と認められるのです。
                               ローマ人への手紙3章23節

  仏教の公式サイトとも言える budismo.comでは、警告として「仏教では、死んだら極楽とか、死んだら仏になれると教えられているのではありません。自業自得の因果の道理にもとづいて、死ぬまでの自分の行いによって死後の世界が決まる」と教えています。善人は善人として扱われるが、そうでない死者は、死後も功徳(くどく)を積む、果てしない旅が始まる、というわけです。これでは、誰も極楽に入れる望みは無いでしょう。人は、死後の不安を持ちながら現在を生きていくことになりますね。
 上記、聖書の教えは、これとは全く異なります。全ての人は、生まれつき罪人なので、また善を行う力のない者なのでそのままでは望みは無い。けれども、罪人も「神の恵み」により神の御子イエス・キリストを救い主と信じる信仰だけで神のみ前に正しい者としていただける、という実に「ありがたい」教えです。イエスさまが、「私を通して(信じて)でなければ誰ひとり父のみもと=天国にいくことはできません」(ヨハネ13:6b)と言っているように、イエスさまを信じる人は、罪を赦されて罰を受けないばかりか、死後、そのまま天国に入ることができます。功徳を積まなければ、という条件はありません。