2020年7月11日土曜日

2020年07月12日 第2主日礼拝 神の預言に向き合う人

招詞
私たちにではなく主よ私たちにではなくただあなたの御名に栄光を帰してください。あなたの恵みとまことのゆえに。私たちの神は天におられその望むところをことごとく行われる。
                                  詩篇115篇1、3節

聖書箇所
エゼキエル書12章1節~28節

説教
神の預言に向き合う人 田口勇新牧師
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言(こと)ローグ/344 アモス(荷を負う者) 

テコア出身の牧者の一人であったアモスのことば。これはユダの王ウジヤの時代、イスラエルの王、ヨアシュの子ヤロブアムの時代、あの地震の二年前に、イスラエルについて彼が見た幻である。                                  アモス書1章1節

 北イスラエル王国の王ヤロブアム二世の時代、経済的には繁栄していました、しかし、預言者アモスは、富裕階級にある者たちが自らの利益を追求して贅沢な暮らしを享受し、安易な生活を送りながら、貧困階級にある者たちを顧みないことを非難しました。非難するだけでなく、その刑罰としての災いが迫っているという神のことばを語ったのです。彼は、牧者という当時の最下級クラス出身でどの預言者グループにも属さず、孤高の預言者と言われます。人間的には「孤立無縁の預言者」です。しかし、神様は、他の預言者集団を差し置いて彼を用いられました。見た目の反映の裏にある霊的な腐敗を見、それを糾弾する勇気ある預言者の姿は、キリスト者が1%以下の日本の社会でクリスチャンとして生きる者に勇気と共感を与えますね。
                         (銘形「アモス書の瞑想」より一部引用)