2021年7月10日土曜日

2021年07月11日 第2主日礼拝 アブラハムの ストレス ④ 戦争

招詞
 神の神であられる方に感謝せよ。ただひとり、大いなる不思議を行われる方に。主の恵みはとこしえまで。英知をもって天を造られた方に感謝せよ。主の恵みはとこしえまで。
                               詩篇136篇2a、4~5節 

聖書箇所
創世記14章1節~24節

説教
アブラハムのストレス④ 戦争 田口勇新牧師
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言(こと)ローグ/395 ナタナエル
 イエスはナタナエルが自分のほうに来るのを見て言われた。「これこそ、ほんとうのイスラエル人だ。彼のうちには偽りがない。」ナタナエルはイエスに言った。「どうして私をご存じなのですか。」イエスは言われた。「わたしは、ピリポがあなたを呼ぶ前に、あなたがいちじくの木の下にいるのを見たので。」ナタナエルは答えた。「先生。あなたは神の子です。あなたはイスラエルの王です。」                        ヨハネの福音書1章47~49節

 イエスの友となった弟子の一人、ナタナエルとの会話です。ヨハネの福音書の重要なメッセージはイエスの私たちに対する友情への招きですが、その友情を育む上で大切なことはイエスを「見る」こと、そしてイエスに「見ていただく」ということです。そこには相手の隠されたものを理解する、悟る、見出す、発見するという意味もあります。私たちは(クリスチャン)であっても、自分にはわからないことだらけ、聖書のこの箇所は知っていると思っても、本当の事の意味することをどれだけわかっているのでしょうか。自分にはまだまだ見えていないことがあるかもしれないと謙虚になるとき、はじめて、さらなる深いところを理解するようになってくるのです。「主よ、私の心の目を開いてください」という謙虚な開眼への渇望は神を喜ばせます。 
                 (銘形「主との友情をはぐくむヨハネの福音書」より引用)