招詞
幸いなことよ。全き道を行く人々、主のみおしえによって歩む人々。 幸いなことよ。主のさとしを守り、心を尽くして主を尋ね求める人々。 詩篇119篇1~2節
人のすべての考えにまさる神の平安が、あなたがたの心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます。 ピリピ人への手紙4章7節
西オーストラリアのパースに、シャロームハウスという依存症患者の更生施設があります。入所者はクリスチャンスタッフに親身に寄り添われる中で神の平安と出会います。薬物、アルコール、ギャンブル依存などで人生をめちゃくちゃにしてしまった人たちが、イエスの十字架によって変えられます。自らの人生がイエスの復活によって再生されると気付くのです。
人はキリストにあって真の平安と癒やしを手にします。平安は、単に平穏無事というだけではなく、神のすべてがそこにあるという意味で、それが「シャローム」です。平安はみんなに必要ですが、キリストと聖霊の内にしかありません。
そういうわけで、使徒パウロは、ガラテヤの人々に聖霊の働きを指し示しました。聖霊が私たちの内で働くと、愛、喜び、平安などの実が結ばれ、日常生活の中で経験できます(ガラ5:22-23)。御霊は、揺るぎない真の平安に不可欠です。
キリストとご聖霊の内にあって、日々の戦いのなかでも私たちは真の平安を経験します。今週も真の平安の中で進みましょう。 (B.クラウダー 「平安な人生」から一部引用)