2016年4月3日日曜日

2016年04月03日 第1主日礼拝 祈りの学校

招詞
「求めなさい。そうすれば与えられます。捜しなさい。そうすれば見つかります。たたきなさい。そうすれば開かれます。だれであれ、求める者は受け、捜す者は見つけ出し、たたく者には開かれます。」                                                        マタイの福音書7章7~8節
                    
聖書箇所
ルカの福音書 11章1~13節

説教
祈りの学校 田口勇新牧師
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言(こと)ローグ52/「あくまでも頼み続ける」
「彼は友だちだからということで起きて何かを与えることはしないにしても、あくまで頼み続けるなら、そのためには起き上がって、必要な物を与えるでしょう。」(ルカ11:8)
 「アナイデイア」は、一語で「あくまでも頼み続ける」の意味です。それは、「厚かましさ、無恥、厚顔、図々しく、恥も外聞もなく」といった意味で、それほどに執拗であったがゆえに願いが聞かれたということが強調されています。それゆえ、この「たとえ話」の後に、イエスは「求めなさい(厳密には、「求め続けなさい」)。そうすれば、(必ず)与えられますと約束しています。捜し続ける、たたき続ける、そうするなら、必ず、与えられるのです。しかも、それによって得るものは最も良いもの、すなわち、「聖霊」を父は与えて下さると語っています。「聖霊」が与えられ、関与されることで、私たちに最も必要な霊的な糧が得られるからです。「聖霊が与えられること」と、「必要不可欠な霊的な糧が与えられること」とは同義なのです。私たちは、どれほど厚かましく祈り願っているでしょうか?                      (「ルカの福音書を味わう:銘形」より引用)