招詞
力ある者の子らよ。【主】に帰せよ。栄光と力とを【主】に帰せよ。
御名の栄光を、【主】に帰せよ。 詩篇29篇1~2節
聖書箇所
力ある者の子らよ。【主】に帰せよ。栄光と力とを【主】に帰せよ。
御名の栄光を、【主】に帰せよ。 詩篇29篇1~2節
聖書箇所
ヨハネの福音書21章 1~14節
説教
湖畔での励まし 田口勇新牧師
言(こと)ローグ110/共に(ヤーハド)②見よ。兄弟たちが一つになって共に住むことは、
なんというしあわせ、なんという楽しさであろう。 詩篇133:1
神の家において「共に住む」ことの祝福が、詩篇133篇2~3節では二つのたとえで表現されています。
①大祭司を通して末広がりに(2節) 神の民全体に流れしたたる祝福の油は特別な祝福、あるいは歓迎のしるしです。大祭司は旧約ではアロンでしたが、新約ではイエス・キリスト(Jesus)です。つまり、大祭司イエスを通して「共に住む」ことが実現されるのです。
②いのちをもたらす露として(3節) 「共に住む」ことのもうひとつの祝福は、「シオンの山々に下りるヘルモンの露」にたとえられています。「シオンの山々に下りるヘルモンの露」とはどういう意味でしょう。イスラエルは雨季と乾季がはっきりしていて、乾季の時はほとんど雨が降りません。ところが乾季(5月~10月頃まで)には多くの果物がなります。どうして雨が降らないのに果物がなるのでしょう。それは露のせいです。「露」は寒暖の差が大きいとより多くできます。ヘルモンは、おびただしいほどの露を発生するのですが、シオンにそうしたヘルモンほどの露が降るということはありません。しかし兄弟たちが「共に住む」ということの中に、そうしたヘルモンの露にも似た霊的な祝福が注がれ、多くの結実がみられるというのです。
(銘形 「神の家族のトーヴ(良いもの)」から引用)