2017年11月5日日曜日

2017年11月05日 ルター宗教改革500念記念礼拝④ ルターと音楽

招詞
【主】は心の打ち砕かれた者の近くにおられ、霊の砕かれた者を救われる。正しい者の悩みは多い。しかし、【主】はそのすべてから彼を救い出される。      詩篇34篇18~19節

聖書箇所
詩篇46篇1~2節

説教
ルターと音楽 田口勇新教師
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言(こと)ローグ/211 ルーテル教会①
 宗教改革者マルティン・ルターによって始まったルーテル教会は、「聖書のみ、恵のみ、信仰のみ」という宗教改革のいわゆる三大原則に立っています。神様の前にすべての人は平等で、人の努力ではなく、神様の恵み、イエス・キリストの十字架と復活を信じることによってのみ、人は救われ、永遠のいのちを頂きます。改革の声は、ドイツをはじめ全ヨーロッパに伝わり教会が形成されました。しかし現地のローマ・カトリック教会は、「ルターの仲間」と呼んで斥(しりぞ)けました。これが、「ルーテル教会」と呼ばれるようになった由来です。
 ルーテル教会は、音楽の父と言われるバッハを生み出した教会としても知られています。バッハによって多くの教会音楽が作曲されましたが、それらは信仰の証として今日に至るまで教会の遺産として継承されています。
 その後、ドイツから北欧にかけて広がったルーテル教会の人々が、新大陸アメリカに移住し、北米にルーテル教会を形成していきました。ルーテル同胞教団もノルウェーからアメリカに移住したクリスチャンたちが、法人として届け出た名前です。特徴などは、②で記します。