2018年7月8日日曜日

2018年07月08日 第2主日礼拝 新しい人と光の子ども①

招詞
国々の民よ。私たちの神をほめたたえよ。神への賛美の声を聞こえさせよ。 神は、私たちを、いのちのうちに保ち、私たちの足をよろけさせない。              詩篇66篇8~9節

聖書箇所
エペソ人への手紙5章8節

説教
新しい人と光の子ども① 田口勇新牧師
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言(こと)ローグ/243   いこい(イヌホーット)

 主は私を緑の牧場に伏させ、いこいの水のほとりに伴われます。      詩篇23篇2b節
 
2節後半にある「いこいの水のほとりに伴われます」は、前半の「緑の牧場に伏させ」の思いを、さらに繰り返した表現です。「いこい」のへブル語はメヌホーットで、「休息」「安息」を表わすことばです。それは、休息だけでなく、静寂のイメージが加わります。羊飼いである神、主は「静寂な水辺に」、私を導かれる方なのです。
 主との親しい交わりを深めるためには、じっと静まれる場、神の御前に耳を澄まして待ち望む姿勢がとれる場所が必要です。生活のテンポの速さ、息つく暇も与えない活動、人との交流や奉仕などから身を隠して、一人になって静まりと沈黙の時を過ごす工夫をしましょう。
 喧騒に満ちた時代だからこそ、一人で黙想する時間が大切にされなければならないのです。特に、朝のみことばの前における沈黙はあなたの一日に大きな影響を与えます。夏の朝は、寒くもなく、早くから明けますね。起きて、みことばを一節読みましょう。そして黙想しましょう。
                        (銘形「詩篇23篇の黙想」より一部引用)