2019年2月3日日曜日

2019年02月03日 第1主日礼拝 安全につながる喜び

招詞
ですから、私の愛し慕う兄弟たち、私の喜び、冠よ。このように主にあって堅く立ってください。                            ピリピ人への手紙4章1節

聖書箇所
ピリピ人への手紙3章1〜11節

説教
安全につながる喜び  高橋和義牧師
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言(こと)ローグ/272 ホーメル

 見よ。粘土が陶器師(新共同訳:陶工)の手の中にあるように、・・・・
 あなたがたも、わたしの手の中にある。               エレミヤ書18章6節

 神はご自身の民を、陶工の手の中にある粘土のように自由に取り扱います。陶工は粘土を注意深く選び、粘土から小さなゴミや石ころを取り除き、柔らかくなるまでよく練ります。そしてろくろに乗せて思いのままの形に仕上げます。「ろくろ」を使うことによって、より丁寧に、よりバランスのとれた形に仕上がっていきます。「ろくろ」の原理は回転の繰り返しですが、これは私たちの日々の生活の日課にたとえることができます。「ろくろ」に置かれる粘土のように、私たちも毎日の生活の中で、神の御手によって神のみこころにあったものとして形造られていくのです。
 細心の注意を払い、巧みに形造られたそれぞれの器は、最後の仕上げとして、つまり円熟(完成)させられるための最終テストに入ります。それは窯(かま)に入れて焼かれることです。火は粘土を陶器に変えます。この場合「火」は、神の前に立つという意味ですが、罰の意味ではありません。完成への道のりで試練や越えなければならないチャレンジも多いですね。イエスさまが共におられることで試練を乗り越えることができ、また「火」も恐れることはありません。「見よ(よく聞きなさい)。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます。」   マタイ28:20
                      銘形「ヘブル語のディリーブレッド」から引用)