招詞
それゆえ、神である主はこう言われる。「見よ、わたしはシオンに一つの石を礎として据える。これは試みを経た石、堅く据えられた礎の、尊い要石(かなめいし)。これに信頼するものは慌てふためくことがない。 イザヤ書28篇16節
聖書箇所
それゆえ、神である主はこう言われる。「見よ、わたしはシオンに一つの石を礎として据える。これは試みを経た石、堅く据えられた礎の、尊い要石(かなめいし)。これに信頼するものは慌てふためくことがない。 イザヤ書28篇16節
聖書箇所
第1ペテロ2章4節
説教
主のもとに来なさい 銭谷幸器牧師
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ヨブ記に学ぶ試練の目的 ―律法の人から福音の人へ― 銭谷幸器牧師
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言(こと)ローグ/274 ゼルバべル(バビロンの種)
こうして、【主】の宮の礎が据えられたので、民はみな、【主】を賛美して大声で喜び叫んだ。 しかし、祭司、レビ人、一族のかしらたちのうち、最初の宮を見たことのある多くの老人たちは、彼らの目の前でこの宮の基が据えられたとき、大声をあげて泣いた。 エズラ記3章11~12節
ゼルバベルの幼少から青年期の名前はシェシェバツァルです。ゼデキア王の反逆がエルサレムの陥落とバビロン捕囚の直接の原因になり王家が途絶えます。しかし70年後、ペルシャの王クロスは、捕囚民の解放とエルサレム神殿の再建を援助することを宣言するのです。そして、シェシェバツァルがユダの君主としてクロス王の信任を受けるというどんでん返しが始まります(エズラ1:8)。
青年シェシェバツァルは、第一回のエルサレム帰還のリーダーになり、敵に囲まれる中で、神殿の基礎を完成させました。完成の時、彼と若い人々は大声で賛美しました。しかし、彼は、破壊前の宮(ソロモンの神殿)を見たことのある老人たちが、反対に大声で泣いたのを忘れません。
20年後、ゼルバベルと改名して、再度、エルサレムを訪れ、ついに神殿と城壁を完成させます。バビロンの種は、成長し、エルサレムで大きな実を結びました。困難と逆境の中で生涯主を愛し、主のために働くという美しい信仰の物語ですね。 (銘形「エズラ記の瞑想」を一部引用)