2019年5月12日日曜日

2019年05月12日 第2主日礼拝 ダニエルの決断

招詞
【主】に感謝せよ。主はまことにいつくしみ深い。その恵みはとこしえまで。だれが【主】の大能のわざを語り、そのすべての誉れをふれ知らせることができよう。    詩篇106篇1~2節

聖書箇所
エペソ人への手紙6章21~24節

説教
ダニエルの決断  田口勇新牧師
MP3音声ファイル

言(こと)ローグ/287 3つの聖書言語 

 草は枯れ、花はしぼむ。だが、私たちの神のことばは永遠に立つ。    イザヤ書40章8節

 旧約聖書の大部分は、ヘブライ語で記されていますが、ごくわずかの部分はアラム語で書かれました。エズラ記4:8~6:18、7:12~26、そして学び始めたダニエル書2:4~7:28などです。イスラエル民族はカナンの地(パレスチナ)に定着してからヘブライ語を使用しましたが、後にアラム語も使われるようになりました。このアラム語はアッシリア、ダニエルとエズラの活躍したバビロニア、ペルシアで用いられていましたから。
 紀元前7~6世紀、バビロン捕囚によりアラム語はユダヤ人の間に急速に浸透していきました。更に、紀元前4世紀、マケドニアのアレキサンダー大王がペルシャを破り、ギリシャ語が加わり、やがて、ギリシャ語は、当時の世界言語になりました。
 新約聖書がギリシャ語で書かれた理由は何でしょうか? ご聖霊は、イエスの弟子たちを感化し、聖書の教えがひとりユダヤ世界だけに閉じ込められることなく、当時の全世界で読まれ、確かに後世に伝えられるためにギリシャ語を選ばせたのです。  (西神戸教会ブログより一部引用)