2020年10月10日土曜日

2020年10月11日 第2主日礼拝 10月10日が来る

招詞
 主よ私はあなたの救いを慕っています。あなたのみおしえは私の喜びです。私のたましいが生き、あなたをほめたたえますように。             詩篇119篇174~175節

聖書箇所
エゼキエル書24章1~27節

説教
10月10日が来る 田口勇新牧師
説教動画はこちら:
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言(こと)ローグ/357 耳のある者は聞きなさい
 そのとき、正しい人たちは彼らの父の御国で太陽のように輝きます。耳のある者は聞きなさい。                             マタイの福音書13章43節

 マタイ13章34~43節にあるイエスの5つのたとえ話説教の続きです。先週のことローグに書いたように、この5つのたとえは、内容から、キアスムス(くさび型)構造になっていて、イエス様の強調点は中心の部分が、上記43節にあるということでした。 
 この部分の34~43節の聴衆は二組に分かれます。34~35節の部分が「群衆」に対してで、しかもこの話は家の外で語られたものです。36~43節の部分は「イエスの弟子たち」に対して語られたもので、家の中で、弟子たちの質問に答えて語られたものです。しかも、その最後には、13章9節にあった「耳のある者は聞きなさい」というフレーズがあります。 
 特に、マタイは「耳のある者は聞きなさい」の「耳のある者」とは、みことばを聞いてそれを悟る人のことです。何を悟るのかが問題です。聞いて悟る者が実を結ぶのです。それが御国の奥義なのです。私たちが御国の奥義を悟るとはどういうことでしょうか。 
 この奥義を聞いて悟る者、実を結ぶ者にならせていただきたいものです。次回は、御国の奥義のたとえが含む5つの事柄について学びます。       (銘形「一滴の雫シリーズ」から引用)