2020年12月6日日曜日

2020年12月06日 第2アドベント礼拝 人の間に住まわれたイエス

招詞
 主よ地のすべての王はあなたに感謝するでしょう。彼らがあなたの口の みことばを聞いたからです。彼らは主の道について歌うでしょう。主の栄光が大きいからです。まことに 主は高くあられますが低い者を顧みてくださいます。しかし高ぶる者を遠くから見抜かれます。 
                                 詩篇138篇4~6節 

聖書箇所
ヨハネの福音1章1節~18節

説教
人の間に住まわれたイエス 田口勇新牧師
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言(こと)ローグ/365 まことの光
 すべての人を照らすそのまことの光が、世に来ようとしていた。   ヨハネの福音書1章9節

 イエス・キリストだけが、「わたしが 道であり、真理であり、いのちなのです。(ヨハネ14:6)」と言いました。イエスは、単に生きるべき道を示したのではなく、ご自身が道そのものであり、イエスを信じて従う者は罪から救われると言いました。 イエスは、すべての人を照らす光です。一部の人をではなく世界に住む72億人すべての人を照らす光です。しかし、次の10節には、「この方はもとから世におられ、世はこの方によって造られたのに、世はこの方を知らなかった。」とあるように、そのことを人間は知りませんでした。イエスの愛弟子ヨハネは、こう書いています。「初めからあったもの、私たちが聞いたもの、目で見たもの、じっと 見、また手でさわったもの。すなわちいのちのことばについて。(1ヨハネ1:1)」と。つまり、イエスが、弟子たちの肩にふれたとき、それは万物を創造した神がふれたのです。にこっとイエスがほほ笑んでおられたとき、それは神がほほ笑んだのです。「ペテロ」と話しかけられたとき、それはこの全宇宙を造られた神が彼に語られたのです。ヨハネは、このような、ものすごいことが起こっていたのだと後になって気づいたのです。嬉しい驚きでした。 12節は、私たちにとってクリスマスメッセージとなります。「この方イエスを受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとされる特権をお与えになった。」イエスさまを信じて神の子どもとされたことに感謝しつつ、待降節の時を過ごしましょう。