2020年12月13日日曜日

2020年12月13日 第3アドベント礼拝 ザカリヤの賛歌

招詞
 神よ 私を探り 私の心を知ってください。 私を調べ 私の思い煩いを知ってください。私のうちに 傷のついた道があるかないかを見て 私をとこしえの道に導いてください。 
                                詩篇139篇23~24節

聖書箇所
ルカの福音書1章57節~80節

説教
ザカリヤの賛歌 田口勇新牧師
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言(こと)ローグ/366 クリスマスと仮庵のまつり
 さて、(仮庵の)祭りの終わりの大いなる日に、イエスは立ち上がり、大きな声で言われた。「だれでも渇いているなら、わたしのもとに来て飲みなさい。わたしを信じる者は、聖書が言っているとおり、その人の心の奥底から、生ける水の川が流れ出るようになります。」
                             ヨハネの福音書7章37~38節

 ザカリヤがアビヤの組の祭司であったこととヨハネが6カ月早く生まれたことからイエスの生まれた日をある程度特定する研究があります。そして、この仮庵の祭り(スコット)のころがそうだと言われます。今年は10月2日から一週間でした。イエスさまは、仮庵の祭りの最終日、祭りに来た人々に大声で語りかけたのです。人々がこの祭りに来ながらも(それは礼拝に来ることと同義)、何ら満たされることなく帰途に着こうとしていた、そしてその心の渇きをご覧になったイエスが、声を張り上げて語ったとしても決しておかしくありません。私たちも信仰生活を送っていくとき、いつの間にか礼拝や交わりや奉仕が単なる義務のように感じたりすることもあるかも知れません。アドベントのこの季節、イエスの来臨を感謝し、イエスのみ言葉を福音書から読むことができる幸せを実感し、心の渇きが癒されますように。 (銘形「アドベントの瞑想」より一部引用)