2021年12月5日日曜日

2021年12月05日 アドベント第2週 第1主日礼拝 聖霊とイエス・キリスト

招詞
 主よ、あなたは、人を御使いよりわずかに欠けがあるものとし、これに栄光と誉れの冠をかぶらせてくださいました。あなたの御手のわざを人に治めさせ、万物を彼の足の下に置かれました。
                                    詩篇8篇5~6節

聖書箇所
ルカの福音書1章26節~38節

説教
聖霊とイエス・キリスト 田口勇新牧師
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言(こと)ローグ/416 ザカリヤの賛歌

 この方、イエス以外には、だれによっても救いはありません。天の下でこの御名のほかに、私たちが救われるべき名は人間に与えられていないからです。        使徒の働き4章12節

 祭司ザカリヤが、ヨハネの誕生から8日目の命名式の時、聖霊に満たされて語った賛歌をベネディクトゥス(ラテン語:「祝福があるように」の意味)と言われ ます。この賛歌は、大きく二つの部分からなっています。前半は68~75節で、イエスによる罪からの救いについてです。後半は76~79節で、その「救い」を 備えるザカリヤの子、バプテスマのヨハネについての預言があります。ここでは前半だけに言及します。 救いは、罪からの救いです。ルカの福音書19章にはザアカイと言う金持ちで嫌われ者がイエスに会って、罪が示され、富の縛りから解放され、魂が救われるエピソードがあります。自分の力では決して這い出すことの出来ない物欲の泥沼からザアカイは生還しました。私たちも、聖書のみことばを通してイエスに出会い、罪が示されて救いへと導かれた者たちです。 この救いは、私たちの敵サタンからの解放でもあります。すなわち、神による救いを妨げるサタンとその手下である悪霊たちからの解放です。アドベントの期間、ご自身の言動を通して、この敵と戦い勝利なさったイエスに感謝しつつ過ごしたいと思います。 
                        (銘形「アドベントの瞑想」より一部引用)