2025年11月30日日曜日

2025年10月26日 第4主日礼拝 からし種一粒ほどの信仰でも

招詞
    あなたのみことばは、私の上あごになんと甘いことでしょう。蜜よりも私の口に甘いのです。あなたのみことばは、私の足のともしび、私の道の光です。     詩篇119篇103、105節

聖書箇所
詩篇46編2節、ルカの福音書17章5~6節

説教
からし種一粒ほどの信仰でも 田口勇新牧師

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言(こと)ローグ/614 免罪符

 このキリストにあって、あなたがたもまた、真理のことば、あなたがたの救いの福音を聞いてそれを信じたことにより、約束の聖霊によって証印を押されました。 聖霊は私たちが御国を受け継ぐことの保証です。                     エペソ人への手紙1章13~14節

 煉獄(れんごく)は、中世カトリック教会発案の教理で、地上の生涯で小罪を犯した者が、死後、天国の途中で通る場所です。小罪もカトリック教会の造語です。免罪符を買うことで、煉獄での罰などを減じられるというという売り文句です。免罪符も煉獄も聖書的根拠はありません。プロテスタント教会には存在しない教えです。
宗教改革当時のローマ教皇レオ10世が教会財政を補うために、免罪符の発行を赦し、マインツ大司教が自分の教区の教会のために使ったことが問題視されました。何よりも、イエスさまを信じて完全に救われて天国に行くことのできる貧しいクリスチャンを怯えさせ、お金を取るという行為にルターは激怒して、あの教皇への95か条の質問状で、はっきりと詰問しています。善良なクリスチャンを騙せたのは、ラテン語の聖書しか認めなかったからで、プロテスタント教会では、各国語の聖書を翻訳出版し、教会と家庭で用いはじめました。 (注)ネット上で、免罪符がこれにより罪赦され救われるカードだと言われているのは間違いです。