2025年12月28日日曜日

2025年12月28日 第4主日礼拝 東方の賢者たち

招詞
    幸いなことよ。全き道を行く人々、主のみおしえて歩む人々。 幸いなことよ。主のさとしを守り、心を尽くして主を求める人々。                  詩篇119篇1~2節

聖書箇所
マタイの福音書2章1~12節

説教
東方の賢者たち 田口勇新牧師

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言(こと)ローグ/623 大工の息子イエス

 イエスはこれらのたとえを話終えると、そこを立ち去り、ご自分の郷里に行って、会堂で人々を教え始められた。すると、彼らは驚いて言った。「この人は、こんな知恵と奇跡を行う力をどこから得たのだろう。この人は大工の息子ではないか。母はマリアといい、弟たちはヤコブ、ヨセフ、シモン、ユダではないか。妹たちもみな私たちと一緒にいるではないか。それなら、この人はこれらのものをみな、どこから得たのだろう。」 こうして彼らはイエスにつまずいた。
                            マタイの福音書13章53~57a節

 小学5年のNさんが、「イエスさまはどうして大工なの」と聞いてきました。どうしてでしょう。
 イエスが大工の息子であったのは、決してどうでもよいことではなく、そこに神の隠された秘密があると思われます。なぜなら、「大工」のギリシア語は「テクトーン」、ヘブル語では「ハーラーシュ」といって、木工職人だけでなく、石工や金属職人なども含まれるからです。イエスの来臨の目的は、神と人とが共に住む家を造るためであったことを考えるなら、「大工」という仕事は軽視される仕事ではなく、むしろ大きな意味を含んでいるのです。ちなみに、文語訳は「木匠(たくみ)」で名訳だと思います。

 イエスは弟子たちに天国の住まいについて約束しています。「わたしの父の家には、住まいがたくさんあります。もしなかったら、あなたがたに言っておいたでしょう。あなたがたのために、わたしは場所を備えに行くのです。 わたしが行って、あなたがたに場所を備えたら、また来て、あなたがたをわたしのもとに迎えます。」                    ヨハネ14:2~3

 このように、公生涯の前30年間のイエスの日常の仕事にも、やがて神の究極の家を建て上げるという神の深い意図が隠されていたのです。感謝なことですね。 (銘形 「なぜ、イエスは大工の息子だったのか」より一部引用)

2025年12月20日土曜日

2025年12月21日 第3主日礼拝 クリスマス礼拝 羊飼いたちのクリスマス

招詞    
 この方(イエス)以外には、だれによっても救いはありません。天の下でこの御名のほかに、私たちが救われるべき名は人に与えられていないからです。         使徒の働き4章12節

聖書箇所
ルカの福音書2章8~20節

説教
羊飼いたちのクリスマス 田口勇新牧師

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言(こと)ローグ/622 グローリア(天使の賛歌)
 キリストこそ私たちの平和であり、二つのものを一つにし、隔ての壁を打ちこわし、 ご自分の肉において、敵意を廃棄された方です。敵意とは、さまざまの規定から成り立っている戒めの律法なのです。                         エペソ人への手紙2章15~15節

 救い主誕生という喜びの知らせが、天使によって羊飼いたちに伝えられるや否や、天の軍勢が現われて、神を賛美する大コーラスが響きわたりました。グローリアです。イザヤが預言した「平和の君」(イザヤ9:6)は、使徒パウロによって「キリストこそ私たちの平和」(上掲)と宣言されています。「平和」は福音の重要な事柄です。「平和」とは、天と地、神と人、ユダヤ人と異邦人など、人間の罪が作り出す「隔ての壁」を打ち壊して、二つのものを一つにすること(それが「御国が近づいた」が意味する一つの意味)であり、それを実現してくださったのがキリストです。
 天の軍勢によって「いと高きところには栄光が、地には平和が」と語られたように、クリスマスの出来事―すなわち「救い主」の誕生は、御子イエスの誕生によって天と地がひとつに繋がることを告げ知らせているのです。つまり、天にある神の栄光が、御子によって地において実現するということの良き知らせなのです。キリストによってこそ、この宇宙にあるすべての「隔ての壁」が打ち壊されて、天と地が一つになることです(エペソ 1:10)。そのことを、私たちは深く、重く、受け止めなければなりません。神の栄光はまさにそこに輝くのですから。平和の神、主に感謝しつつ、平和をつくる者とならせていただきましょう。        (銘形 「天軍賛歌」より一部引用)

2025年12月14日日曜日

2025年12月14日 第2主日礼拝 ザカリヤの賛歌

招詞
   主の主であられる方に感謝せよ。 主の恵みはとこしえまで。 ただひとり、大いなる不思議を行われる方に。主の恵みはとこしえまで。                 詩篇136篇3~4節 

聖書箇所
ルカの福音書1章67~79節

説教
ザカリヤの賛歌 田口勇新牧師

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言(こと)ローグ/621 神からの命名

 御使いは彼に言った。「恐れることはありません、ザカリヤ。あなたの願いが聞き入れられたのです。あなたの妻エリザベツは、あなたに男の子を産みます。その名をヨハネとつけなさい。」
                                 ルカの福音書1章13節

 神からの命名が意味することを考えましょう。ユダヤの社会では子どもの命名は父親の責任でした。ところが、長い歴史の中で神から直接、命名された人物がいます。旧約ではイシュマエルとイサクの2人、新約ではバプテスマのヨハネとイエスの2人です。
 ちなみに、バプテスマの)「ヨハネ」はギリシヤ語の「ヨアンネース」で、ヘブル語の「ヨハーナーン」 をギリシャ語化したものです。「ヨハーナーン」は、主を表わす「ヤーウェ」の神聖文字と形容詞の「恵み深い」の「ハーナーン」の合成語で、「主は恵み深い」という意味です。砂漠で暮らしたヨハネは荒武者ではなく、恵み深いやさしい預言者だったようです。しかし、公生涯(30歳)に入ってヨハネが民衆に語ったメッセージは真逆でした。聞く人の心を震え上がらせるような鋭い内容で、悔い改めを迫るものでした(マタイ3章、マルコ1章)。罪は赦される前にはっきりさせなければならない、うやむやではいけないという聖書の原則がよく表されています。イエスさまも愛の方でしたが、パリサイ人達の欺瞞をきびしく責められました。私(たち)を受け入れて罪を赦して下さったイエスさまに感謝しましょう。イエスさまに感謝しつつ、続けてアドベントの週を楽しみ喜びましょう。

2025年12月10日水曜日

2025年12月07日 第1主日礼拝 マリヤ、受胎の知らせに

招詞
 主に感謝せよ。 主はまことにいつくしみ深い。 主の恵みはとこしえまで。 神の神であられる方に感謝せよ。 主の恵みはとこしえまで。                詩篇136篇1~2節    

聖書箇所
ルカの福音書1章26~38節

説教
新しい創造と焼き印 田口勇新牧師

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言(こと)ローグ/620 ヨセフの子イエス(イエシュア・ベン・ヨセフ)

 彼ら(ユダヤ人)は言った。「あれは、ヨセフの子イエスではないか。私たちは父親と母親を知っている。どうしていま、『わたしは天から下って来た』と言ったりするのか。」 
                                ヨハネの福音書 6章42節

 このユダヤ人たちは、初めからイエスを信じる心をもっていませんでした。彼らはイエスを人間的な関わりで知っているのみでした。イエスがこれに対し、ご自分が聖霊により処女(おとめ)マリヤより生れたのだと答えなかった理由は、たといこの事実を彼ら不信仰のユダヤ人たちに示したとしても、ただそれを否定し嘲弄するに過ぎないと思われたからでした。
 イエスは言います。「どんな人でも、天のお父様が導いてくださらなければ、わたしの所に来ることはできません。わたしの所に来る人は救いにあずかることができ、わたしはその人を、終りの日に復活させます。旧約聖書の預言書には、『彼らは皆、神によって教えられる』と記されていますが、天のお父様から真理を教えられた人はだれでも皆、わたしの所に来ます。 
                              ヨハネの福音書 6:44~45

 私たちは、このユダヤ人たちのようではなく、心を開いてイエスさまを天(神)から遣わされたメシアと信じてアブラハムの救いの中に入れていただきました。罪が赦され、平安が与えられこの日を生きています。イエスさまに感謝しつつ、続けてアドベントの週を楽しみ喜びましょう。