2016年5月8日日曜日

2016年05月08日 第2主日礼拝 五旬節前夜の弟子たち

招詞
しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、 わたしの証人となります。          使徒の働き1章8節
                    
聖書箇所
使徒の働き  1章1~14節

説教
五旬節前夜の弟子たち 田口勇新牧師
MP3音声ファイル

言(こと)ローグ58/「イエスの友:イスカリオテでないユダ 」
このユダは、別名、タダイとも言われるイエスの弟子のひとりですが、彼の問いかけは、ヨハネ14:22にあります。「主よ。あなたは、私たち(弟子)にはご自身を現わそうとしながら、世には現わそうとなさらないのは、どういうわけですか。」ユダは、不信者にはどうしてご自身をはっきりとお示しにならないのか不思議に思ったようです。
 イエスの答えです。「だれでもわたしを愛する人は、わたしのことばを守ります。そうすれば、わたしの父はその人を愛し、わたしたちはその人のところに来て、その人とともに住みます。わたしを愛さない人は、わたしのことばを守りません。」(16:23) ですから、「わたしの父がその人を愛し、わたしたちはその人のところに来て、その人とともに住む」ということをできなくしているのは、不信の人たち自身でしょう、という訳です。それゆえ、不信の世の人々には親しい愛のかかわりを現わすことができないことを暗に答えています。
 イエスの友となった者だけが、神さまとの愛の関わりを世に顕すことができるとは、なんと光栄でしかし、責任のある真理でしょうか。
                                            (銘形 イエスの友より一部抜粋)