2018年12月23日日曜日

2018年12月23日 アドベント第4週 クリスマス礼拝 なぜ羊飼いたちに

招詞
ベツレヘム・エフラテよ。あなたはユダの氏族の中で最も小さいものだが、あなたのうちから、わたしのために、イスラエルの支配者になる者が出る。その出ることは、昔から、永遠の昔からの定めである。                                ミカ書5章2節

聖書箇所
ルカの福音書2章1~20節

説教
なぜ羊飼いたちに 田口勇新牧師
MP3音声ファイル

言(こと)ローグ/266 なぜ飼い葉おけで 

 すべての人を照らすそのまことの光が世に来ようとしていた。この方はもとから世におられ、世はこの方によって造られたのに、世はこの方を知らなかった。この方はご自分のくにに来られたのに、ご自分の民は受け入れなかった(拒絶した)。       ヨハネの福音書1章9~11節

  すべての人を照らすまことの光が世に来た時に、世はこの光であるイェシュアを知らない、また神ご自身が育てられたご自分の民であるユダヤの人々からイエスが拒絶されるというしるしが、ルカの「飼葉桶に寝ておられる幼子」なのです。
 イエスが誕生した時代の神の民(ユダヤ人)は、バビロン捕囚前の霊的暗黒時代と何ら変わらず、光である方を悟りませんでした。神の律法を重んじるパリサイ派や律法学者たちは、神のみおしえを規則や罰則に変質させて、民衆を支配することで、民の目をくらませていました。この大変な事態を変革すべく神の最後の切札として遣わされたのが、御子イエス・キリストでした。
 私たちが、御子イエスさまを受け入れ、信じることができたことは神の恵みです。感謝しつつクリスマスの時を過ごしましょう。           (銘形「アドベントの瞑想」より引用)