2020年8月16日日曜日

2020年08月16日 第3主日礼拝 みごとな杉の木

招詞
 幸いなことよ全き道を行く人々、主のみおしえに歩む人々。幸いなことよ、主のさとしを守り心を尽くして主を求める人々。まことに彼らは不正を行わず、主の道を歩みます。
                                  詩篇119篇1~3節

聖書箇所
エゼキエル書章17節~1章24節

説教
みごとな杉の木 田口勇新牧師
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言(こと)ローグ/349 主の聖名を大きくする

 私のたましいは主をあがめ、私の霊は私の救い主である神をたたえます。この卑しいはしために目を留めてくださったからです。               ルカの福音書1章46~48節

 天使による受胎告知の直後、マリヤが歌った「マリヤの賛歌」と呼ばれる箇所です。この時から、マリヤは徹底的に神である主を崇め、高める人生を歩みました。果たして、私は神を大きくしているかどうか、思い巡らさなければなりません。自分を大きくしているなら優越感をいだき傲慢になります。反対に、他人が大きくなると劣等感をいだき卑屈になります。マリヤは冒頭で「わがたましいは主をあがめます(大きくする)」と言っています。優越感や劣等感から自由になれるのは、他人と自分を比べることをせず、ひたすら神とのかかわりの中に自分を置くことによってです。神が自分に対してどのようなお方であるかを知るとき、私たちの霊は喜び、たましいは解き放たれ、自由とされます。焦点を神に合わせて生きるとき喜びを見出します。マリヤははしための自分が神に顧みられたことを喜んでいます。焦点を神に合わせて生きるとき逆転のみわざがなされます。
                         (銘形「一滴の雫シリーズ」より一部引用)