2017年1月1日日曜日

2017年01月01日 元旦礼拝 新しいドアは開かれた

招詞
新しい歌を主に歌え。全地よ。主に歌え。主に歌え。御名をほめたたえよ。
日から日へと、御救いの良い知らせを告げよ。               詩篇96篇 1~2節

聖書箇所
イザヤ書 43章16~20節

説教
新しいドアは開かれた 田口勇新牧師
MP3音声ファイル

言(こと)ローグ91/新しい歌(シール ハーダ-シュ)
「新しい歌を【主】に歌え。」      詩篇96篇1節
 新しい歌の定義は、何でしょうか? 
 詩篇33:3、40:4、96:1、144:9、149:1、イザヤ42:10などの文脈から次のように定義できるでしょう。
① 新作の歌という意味ではなく、神への救いの驚き、感謝、感動を新たな思いで歌う歌のこと。
②主に贖われた者(救われた者)にしか歌えない歌(賛美)のこと。
③ 救いの感謝と喜びの歌、教会の愛兄姉の交わりの歌、信仰と希望の歌のこと。
 3000年前に歌われた「新しい歌」は、今日の教会にも必要です。教会のサイズに関わらず、教会が制度化、組織化、固定化、伝統化されていく中でキリストのいのちが希薄になっていく状況が起こり得ます。そうした閉塞感の中で私たちは今を生きるための神への「新しい歌」を必要としています。なぜなら、「新しく造られる民が主を賛美しますように。」(詩篇102:18)とあるように、生きた賛美は主によって刷新された民によって、新しい心をもって歌われていくからです。主に向かっての「新しい歌」の特徴は、喜びに満ちあふれた賛美と祈りであり、主体的な信仰の告白によって息づいています。私たちの教会が新しい歌で満ち溢れますよう。                            (銘形「へブル語のキーワード」より)